書名:食うか食われるか ネットスケープ vs. マイクロソフト |
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毎日新聞社 1999年5月30日発行。
ISBN 4620313378
マイケル・クスマノ、デイビッド・ヨッフィー著、松浦英明訳
1. イントロダクション
2. 企業を起こす
3. 勝つための戦略
4. 設計戦略
5. 開発戦略
6. ネットスケープとマイクロソフトから学ぶ
新興ベンチャーのNetscape Communications社がインターネットの寵児として急速に成長を遂げる過程、Microsoft社の本格的な取り組みを受けてのし烈な「ブラウ ザ戦争」の経緯、そして今後のNetscape社の展望……などについて関係者の証言をもとにレポートされ、さらに今後のネットワーク社会や、その渦中の 企業のあり方についての指標を読み取る試みがなされた注目のノンフィクションです。
特に、「Netscape社は何を"失敗"したのか」というあたりの記述の「忌憚のなさ」はなかなかのもの。
これを読んだあと、あらためてNetscape社やその製品の「ファン」「応援団」的気分になってしまう人もいるでしょうし、逆に「見切り」をつけようか、なんて気分になる人もいることでしょう。
いずれにせよ、「この業界」の動向について関心をお持ちの方には大変刺激的な一冊、といのうが筆者の感想です。
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