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No-31

　メーカー製パソコン（東芝ブレッツァ５１３３ＭＢ）をメモリー増設に始まり、ＯＤＰ換装などアップグレードして使っていた。雑誌等で自作に興味を持ち始めていた頃、パーフェクＴＶのディジタルラジオからＣＤ−Ｒ焼き専用機を作ることにした。まだ完全自作する知識と勇気がなかったため、ベアボーン機で半自作とすることとした。半自作といえども、ケースとマザー、電源がセットになっているだけで、それ以外は自作と考え方は同じであると思った。自分で構成をいろいろ考え、パーツを選定し、組み上げていく過程で自作ならではの醍醐味を感じることができた。当初はセレロン３６６にＣＤ−Ｒドライブ、オンボードビデオ＋ＴＶコンバーターの構成でスタートしたが、その後いろいろアップグレードし、現在はペンティアム３−６００、ＤＶＤコンボドライブ、ＲＡＤＥＯＮを搭載している。本機を作ることで自作の面白さ、アップグレードの楽しさにさらにはまってしまい、これからも現役で使えるマシンとして次のアップグレードを検討中である。

●苦労した点
　ＯＳ代をケチるため、違法行為と知っていたが、上記メーカー製パソコンのリカバリーディスクを用いてＷｉｎ９５を入れた点。いろいろ知識が増えたが、良心の呵責と不安定さのため、まじめにＷｉｎＭＥを入れ直した。
　ＴＶへの出力が大前提であったため、ビデオ出力付のビデオカードを探したが、納得できるものがみつからず、ＴＶコンバーターを購入した。これが大失敗で、画質の悪さに閉口した。セレロンからペンティアム３に替えた途端、システム全体の温度が急上昇し、夏場にはケースが触れないくらいになった。前面に排気ファンをつけたところ、無茶苦茶うるさくなり、夜間は使いづらくなった。ＰＣＩスロットが２本しかないため、何を挿すか、また、寸法の大きいものはＦＤＤと干渉するため、カードの大きさに注意しながらパーツを購入した。 　現在、ＴＶキャプチャーの搭載を検討中であるが、パワー不足が心配。ゲタを使ってセレロンの最新型が使えるのか、動くのか知りたい。

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編集注釈)
　マザーボードというと基板むき出しで、慣れないと扱いが怖い人も多いので、ＣＰＵやＨＤＤなどを揃えて作るベアボーン機も中々良いと思いますよ。MicroATX規格なら、マザーの交換も後からできます。ただ、MIcroATXのマザーボードはあまり流通していないかな（菜夢）。