<THUROUGHOUT>このコマンドは、歴代のDOS/Windows(95系/NT系)全般で利用できます。
※Windows95/98/MeとWindowsNT/2000/XP/Vista系とではサポートされている機能に差がある場合もありますのでご留意ください。
DATE - 日付の設定
重要度 |
所在 |
ネットワーク |
オンラインヘルプ |
モード |
Win95 |
○ |
内部 |
○ |
○ |
日英 |
○ |
《機能の説明》
システム日付の入力と変更を行ないます。
DOSは、ファイルやディレクトリの作成または更新を行なった際、その日付をディスク上のファイル管理域(ディレクトリ)に記録しますが、ここで使われる日付はDATEで設定されたものが使用されます。
ただし、一度設定された日付は以後(電源をオフしない限り)自動的に更新されます。
また、多くのコンピュータではバックアップ電池を利用して現在の日付と時刻を保持し続けますので、起動のたび、あるいは深夜、日付が変わるたびに設定し直す必要は通常ありません。
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《書式》
DATE [yy-mm-dd] (日本語モード)
DATE [mm-dd-yy] (英語モード)
《スイッチ/パラメーター》
- yy-mm-dd
mm-dd-yy
- 設定したい日付を数値で指定します。それぞれに有効な値は次の通り。
- yy(年)
- 80~89、1980~2099
- mm(月)
- 1~12
- dd(日)
- 1~31 (“2月31日”など、実際にあり得ない日付は無効) 年、月、日を表わす値を区切る文字は、ピリオド(.)、ハイフン(-)、またはスラッシュ(/)のいずれかを使用します。
なお、日付の書式は、CONFIG.SYSに記述されている国別設定によって変わります。
- 無指定
- 日付の入力を促すメッセージが表示されますので、下記の書式に従って日付を入力してください。もしくはEnterキーだけを押すと、現在の設定を変更せずに終了します。
- WindowsNT、Windows2000, WindowsXPでは、オプションが拡張されています。詳細は各OSのコマンドのヘルプを参照してください。(DATE
/? で表示できます)
《解説》
- 月の大小(28~31)は考慮されていますので、月の変わり目、年のかわり目ごとに調整し直す必要はありません。
- システム起動ドライブにAUTOEXEC.BATがない場合、DATEコマンドは自動的に実行されます。一方AUTOEXEC.BATがある場合は日付の入力を要求しません。
システムを起動するたびに必ず日付の入力を行なうように設定するには、AUTOEXEC.BATにDATEコマンドを記述してください。
《関連コマンド》
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