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ASSIGN - ドライブの再割り当て

《機能の説明》

　あるドライブに対するディスク操作を別のドライブに割り当てます。
　たとえばドライブA:とドライブB:の読み書きしかできないプログラムに、それ以外のドライブを（A:またはB:と見せかけることによって）読み書きするよう設定できます。
　なお、ASSIGNの機能はSUBSTに包含されています。将来のバージョンのDOSとの互換性を確保するためには、なるべくSUBSTを使用してください。

《書式》

• 再割り当ての実行
  

  ASSIGN [x[:]=y[:] [...]]

• 状況表示
  

  ASSIGN /STATUS

無指定

ASSIGNで指定したドライブの割り当てを、元の設定に戻します。

x[:]

ディスク・ドライブに割り当てたいドライブ名を指定します。コロン(:)は省略可能です。
ハード・ディスクのドライブ名をここに指定してはいけません。

y[:]

アプリケーションがドライブx を参照したとき実際にアクセスさせたいドライブの本来のドライブ名を指定します。コロン(:)は省略可能です。

たとえば、データファイルの読み書きを常にドライブB:に対して行なうプログラムに対して、ドライブC:を（ドライブB:に見せかけて）読み書きさせたい場合は、次のようにします。

• 例
  ASSIGN B=C

/STATUS

現在のドライブの割り当てリストを表示します。/STAまたは/Sと省略が可能です。

《解説》

• ASSIGNを使用中は、BACKUP、JOIN、LABEL、RESTORE、SUBSTなど、ディスク・ドライブ自身についての情報を必要とするプログラムは使用しないでください。
• DISKCOPYとFORMATコマンドはASSIGNの指定を無視します。混乱を避けるため、これらを起動する場合にはASSIGNは使用しないでください。
• 常時ASSIGNを使用した状態で利用することは避け、特定の、どうしてもASSIGNを利用しなければうまく動作しないプログラムの実行時にだけ使用し、終了後は解除してください。
• APPENDと併用する場合、APPENDを先に実行してください。

《関連コマンド》