INSTALL - (CONFIG.SYS) CONFIG.SYSでの常駐プログラムのロード

※このページでは、COMMAND.COMベースの環境(=主にDOS,Windows95/98/Me)でだけ使用可能な(あるいは、そうした環境でしか意味を持たない)コマンドについて記述していますのでご注意ください。

重要度	所在	ネットワーク	オンラインヘルプ	モード
◎	内部	－	－	日英

　DOSの起動時に、CONFIG.SYS内から常駐プログラム(TSR)を実行させます。

INSTALLは、ロードするプログラム用の環境変数領域を設定しないため、DOSのコマンドラインやAUTOEXEC.BATなどからプログラムをロードするより、INSTALLを使ってロードした方がメモリーが節約できます。ただし、通常、節約できるメモリーの容量は数百バイト程度と、ごくわずかです。
プログラムによっては、INSTALLを使ってロードすると、正しく機能しないものがあります(たとえば致命的エラーの処理にCOMMAND.COMを必要とするプログラム)。
　この場合はINSTALLは使わず、DOSのコマンドラインまたはAUTOEXEC.BATから起動してください。
UMB領域に余裕がある場合、TSRはLOADHIGH(LH)コマンドでUMB領域にロードした方が基本メモリの節約になります。
デバイスドライバより先に常駐プログラムを動作させることはできません。CONFIG.SYSでの記述順序に関係なく、INSTALLで記述したプログラムの常駐はDEVICE、DEVICEHIGHでのデバイスドライバの組み込みより後に行われます。

DEVICE	(CONFIG.SYS)デバイス・ドライバのロード
DEVICEHIGH	(CONFIG.SYS)デバイス・ドライバのUMBへのロード
LOADHIGH(LH)	UMBメモリーへのプログラムのロード

DOSVCMD! INSTALL!