SWITCH - 日本語モードと英語モードの切り替え
《機能の説明》
日本語モードと英語モードを切り替えます。ＤＯＳのシステムは一旦リセットされますので、機種によっては多少時間がかかります。
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《スイッチ／パラメーター》
- 無指定
- 確認メッセージに対してY とタイプすることによって切り替えが実行されます。
- MSGOFF
- モード切り替え時の確認メッセージを省略します。
《解説》
- SWITCHコマンドはバッチファイル形式になっており、日本語モード用と英語モード用の２つのCONFIG.SYS、および２つのAUTOEXEC.BATを切り替えることによって動作モードの使い分けを可能にしています。
日本語モードで動作中は、英語モード用のCONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATは、拡張子.PS2にリネームされた状態で起動ドライブのルート・ディレクトリに保持されています。
英語モードで動作中は、日本語モード用のCONFIG.SYSとAUTOEXEC.BATは、拡張子.PS5にリネームされた状態で、起動ドライブのルート・ディレクトリに保持されています。
SWITCH コマンドを実行すると、この関係を逆転させた後にシステムが再起動されます。
- ハードディスクからシステムを始動したい場合、ドライブA:にディスケットが挿入されているならそれを外しておく必要があります。ただし機種によっては、ハードディスクからの始動を優先させるよう設定可能な場合もあります。
- 書き込みを遅延するタイプのディスクキャッシュ・プログラムを使用している場合、CONFIG.SYS、AUTOEXEC.BATの切り替えがディスクに書き込まれないうちにシステムが再起動動作を始めてしまい、モードが切り替わらないという不具合が生じることがあります。SWITCHを起動する際には、あらかじめそのディスクキャッシュ・プログラムの書き込み遅延機能を停止しておく必要があります。
《関連コマンド》
| 32705250 |
3270PC／5250PCの動作チェック |
| ASKYESNO |
キーボードからの入力による分岐 |
| CHEV |
日本語／英語環境の切り替え |
| HARDBOOT |
システムのリブート |
| IPLDRIVE |
DOS始動ドライブをカレントドライブにする |
| US |
英語環境への切り替え(MS-DOS/V,Windows) |
| JP |
日本語環境への切り替え(MS-DOS/V,Windows) |
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