DELTREE - ディレクトリ・ツリーとファイルの一括削除

delete tree

《機能の説明》

ディレクトリと、それに含まれるサブディレクトリやファイルを一括して削除します。

※WindowsNT4.0/2000/XPにはDELTREEはありませんが、かわりに次の書式のRD (RMDIR) コマンドが同じ目的で使用できます。詳しくは各Windowsの　オンラインヘルプ　を参照してください。

RD [ドライブ:][パス] /S

RMDIR [ドライブ:][パス] /S

関連するBBS過去ログ……CHDIR/CD/MD/RD…ドライブ/ディレクトリ切替、パス名の取扱い

関連するBBS過去ログ……DEL,ERASE,REN…ファイル削除/復活/移動/名前の変更

《書式》

DELTREE [/Y][ドライブ:]パス [[ドライブ:]パス[...]]

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《スイッチ／パラメーター》

/Y

削除の確認に対してYesと答えたのと同じことにします。つまり、確認を省略して削除を実行します。

[ドライブ:][パス]

削除するディレクトリの名前を指定します。
書式に示したとおり、複数のパス(ディレクトリ)を一度に指定することができます。
/Y を指定しない場合、削除する前に確認のメッセージが表示され、Yとタイプした場合に実際に削除が実行されます。

なお、パスの末尾に"\"をつけた場合、そのパスの"下"のファイルやディレクトリだけが削除対象となり、"\"の前に指定されたディレクトリ自体は削除されません。

《解説》

　ディレクトリ・ツリー構造を一括して削除するコマンドです。
　たとえば、ドライブc:のルートディレクトリ下に dosv というディレクトリがあり、そのディレクトリ下にデータファイルやサブディレクトリがある場合に、"deltree c:\dosv"コマンドを実行すると、c:\dosv以下のすべてのファイルやディレクトリが一括して削除されます。
　削除したディレクトリやファイルは基本的に復活できませんので、十分確認の上で実行してください。

　DELTREEはDEL(ERASE)と異なり、「外部コマンド」です。DELTREE.EXEが必要です。

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