PC用語集 by FPCU

　在来のTVにあわせた規格である現行のDVDに対し、デジタルハイビジョン対応の次世代メディアとしてソニー、パイオニア、Philipsが共同開発中の光ディスクレコーダー規格の(現時点での仮の)名称。
　DVDと同じ12cmサイズの光ディスクと波長405nmの青色レーザーを使用し、片面１層で22.5GBの容量を実現でき、BSデジタルハイビジョン（24Mbps）の画像を約２時間分記録可能。

　これに対抗して、松下、日立、東芝、日本ビクターは容量50GB、青色レーザー対応・片面２層式の次世代ディスク（現時点での呼称は「２層相変化RAMディスク」）を開発中。これだと容量はDVD-Blueのほぼ倍、片面で４時間録画が可能ということになる。
　いずれもすでに試作機は発表されているが、実際の製品化は早くても2002～2003年ごろとなる模様。DVD-RWとDVD-RAMの両陣営が、さらに次の世代をにらんでしのぎを削っているという構図だ。

⇒その後、両陣営は一応　Blu-Ray Disc 規格に「統一」されました。